会長挨拶
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   千葉県非破壊検査研究会
  
会長 小山 潔
  日本大学生産工学部電気電子工学科


    はじめに、地球温暖化の影響が顕著となり、ここ最近の気象災害などによって被災された方々へ心よりお見舞い申し上げますと共に、一日も早く復興されますことをお祈り申し上げます。

この度、小井戸純司前会長の後を受け、千葉県非破壊検査研究会の会長を務めさせて頂くこととなりました。本会の設立は昭和56年に遡り、一昨年に40周年を迎えることが出来ました。本会会員の皆様に感謝申し上げます。

初代会長は前会長恩師である日本大学教授であった石橋泰雄先生が勤め、第1回の総会を母校である日本大学生産工学部津田沼キャンパス(習志野市泉町1-2-1)で行われたと聞いております。このキャンパスにて私の恩師である本会の第3代会長を務めた星川洋先生に電磁誘導を利用した非破壊検査法である渦電流探傷試験に関する研究の手解きを頂きました。

本会設立趣旨は記念誌によりますと「非破壊検査の普及にともない、非破壊検査関係者が各々の立場を超えて自由に発言できるサロン風の集まりが必要であるという意見が多く、併せて県内の非破壊検査技術のレベルの向上を図ることを目的として岸上氏、白井氏、藤盛氏の3氏を発起人として千葉県非破壊検査研究会の設立を図ることとした。」とあります。本会はこの趣旨に基づいて運営されてきたと思いますし、私のこの路線に沿って運営に務めさせて頂きます。

ここ最近のAI技術の発展は目覚ましく、また、少子高齢化に伴う人口減少など経済や産業形態が大きく変化して行きますが、何時の時代にあっても安全で安心の社会を担保するために必要な非破壊検査の重要性は変わることなくますます増していると思っています。千葉県にある鉄鋼、石油精製、石油化学等の重要な産業の発展を支え、交通機関を初めとする社会インフラの維持管理を図ることの一端を担い、社会の安全と安心を推し進めるべく、本会の運営に務めさせて頂きます。

千葉県産業支援技術研究所には本会発足以来お世話になっており、歴代所長には副会長の務めて頂いております。本会の発展のため、今後ともよろしくお願い申し上げます。

最後に、浅学菲才な若輩ではありますが、先輩諸氏が築き上げられたものを壊さないように、なおかつ少しでも発展できるように努力をさせて頂きたいと思っております。ご指導・ご鞭撻とご支援をよろしくお願い申し上げます。

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